注目される車中泊キャンピングカーブームの到来
車で温泉や景色の良いところなどをドライブして夜は車の中で寝泊まり!とてもリーズナブルだと思いませんか?車中泊がブームのキャンピングカーや車中泊のスペースについて説明します。
車中泊ブームがけん引キャンピングカー市場
最近、車中泊が注目されています。車中泊とは、読んで字のごとく、電車や車の中で宿泊することを指します。
イメージでいうと、長距離を走行するバスやトラックのドライバーが途中でとる仮眠をさす場合もありますが、一般ドライバーが、ホテルや旅館を利用する代わりに、高速道路や道の駅の駐車場等で寝泊まりする場合が一般的です。
この車中泊ですが、経済的な理由もさることながら、安く、楽しく、便利に旅ができるという理由で注目されています。
それを証明するように、車中泊に普通の車を利用するよりも、より広くて快適な、キャンピングカーを求める方が多くなり、現在、キャンピングカー市場は空前のブームを迎えています。
ふつうの旅行であれば、移動や宿の手配が必要であり、急なスケジュール調整は困難ですが、キャンピングカーならスケジュールに制約がなく、ペットも気兼ねなく連れて行くことができます。
温泉や定年後の気楽な旅を夫婦で楽しんだり、気軽に釣りに出かけたりと、キャンピングカーが旅の選択肢を広げています。
参考サイト:車中泊での旅行を楽しむコツ
もはや究極のインドア増える車中泊用スペース
このような車中泊、キャンピングカーブームを背景に、キャンピングカー専用の宿泊スペースも増加しています。専用宿泊スペース「RVパーク」は平成26年4月現在で全国70カ所に拡大しました。
国内には車中泊できる場所が少ないため、道の駅や高速道路のサービスエリアでの駐車場に泊まるなどすれば違反・迷惑行為につながる懸念もあります。
現在のところ、これらの駐車場での車中泊は、あくまで仮眠中と好意的に取り扱われている為、取り締まりの対象とはなっていません。
そのような事情を背景に、トイレの汚水処理器やシャワー室、電源が整備されたRVパークが全国に広まりつつあります。
車中泊は、キャンプ場で見かける等、アウトドアのイメージが強いですが、好きな場所に移動でき、車中で食事や睡眠も取れるという意味では、究極のインドアといえるのではないでしょうか。